立教大学 入試改革を振り返る

今年度の立教大学は、大幅な入試改革がありました。

受験者が増え、入試改革が成功したかのように書かれている記事も見かけましたが、受験生側(保護者)としての個人的な感想を書きたいと思います。

受験形式がどう変わったのか

当日の試験は文系であれば、国語と社会など2科目のみ受験し、英語はありません。

すべての学科が同じ試験問題。もちろん5日間の問題は日々違います。

英語のスコアは、英語の外部検定、または、大学共通テストの「外国語(英語)」の結果を利用できます。

外部試験のスコアが、実際に何点に換算されるかの目安が受験要項にありました。

具体的なスコアの比較は書かれていませんでしたが、英検準一級であれば満点換算に近いと思います。

しかし、立教大学を受験する生徒は英検準一級を取得している人はたくさんいると思うので、実は、英語では得点に差がでず、準一級をもっていてもそれほど有利ではありません。(立教の難関学部は特に)

当日の2科目の国語、世界史の難易度はそこまで高くないので、取りこぼしせず、いかに高得点をとるかの勝負になったと思います。

また、試験の複数日程実施の形式になったので、最大で5回受験できました。

機会が増えたことにより、倍率が上がり、受験生にとっては入りにくい大学になってしまったかもしれません。

しかし、補欠合格の発表日が決まっており、5回くらいあるので、繰り上がりのチャンスもあります。

合否結果はきちんと確認しましょう。

 

立教大学 まとめ

英語が得意な人(英検準1級レベル)には、それほど有利な試験形式ではありません。

英語以外の2科目は難易度はそれほど高くないため、ケアレスミスが少なく高得点を取れた人が有利。

国語、社会が得意な場合は、英検準一級までがんばって取得すると合計点で有利になる。

英語が得意で受験で英語を生かしたいたい場合は、立教大学のような英語外部試験利用の受験形式でなく、当日英語の試験がある形式の大学を選ぶこと。

加えて、当日の英語の問題の難易度が高い試験のほうが、英語の得点で差が出るため、合格に近づきます。

 

あくまで個人的に思うのは…

同じく入試改革を行った青学、早稲田、上智に比べ、立教はすべての学科が同じ問題…というのをどう捉えるのか。

確かに受験生にとっては、複数学科を受ける場合も過去問は1種類の対策で良いため、受けやすくなりました。

しかし、個人的にはそれぞれの大学、学科のアドミッション・ポリシーに合わせて作問してほしいと思います。

 

一番伝えたいこととしては、

大学合格のためには偏差値で大学のレベルを確認するだけでなく、受験形式を研究することが重要ということです。