18歳一人暮らしという選択

大学生の一人暮らし

18年間一緒に過ごした子供を一人暮らしさせること。

親としては、金銭的にも気持ち的にも勇気が必要です。

特にコロナ禍では、一人暮らしをしても、そもそも学校へ通えるのかも心配です。

我が家は夫婦とも地方から進学で東京にでてきたので、大学生のひとり暮らしのイメージがついていました。

そのため、息子が一人暮らしで地方に行くことを反対することもありませんでした。

当初受験を考えていた国立大学は関東だったため、一人暮らししても気軽に帰ってこれると思っていました。

しかし、5月頃、一度も訪れたこともない関西の大学を受けると突然言い出し、本当にその大学へ行くことになってしまいました。

関東の私立でも、国立でも同じことを学べる大学はあるのに…

受験し、行くことを決意した息子を引き止める理由はありませんでした。

環境を変えたい

都心の大学には同級生も多く、難関私立大学でも関東出身の人がほとんどで、地方出身者は少ないのが現状です。

中高一貫校からこのまま都心の大学へ進学しても、今までの居心地の良い環境とそれほど変わることもない。

大学生活は高校時代から多少交友関係は広がり、アルバイトで社会を知り、海外に行き世界を知ることができるでしょう。

しかし、家にいれば、親も子供の行動が気になり、子供も親を頼ってしまうのは当然のこと。

我が家の場合は、特に私と一緒にいることで、自立の邪魔をしてしまうのではと思うこともありました。

息子とは、反抗期もあり、お互い最後まで分かり会えなかったように思います。

そんなこともあり、あなたは一人暮らしをした方がいいと言ってきましたが、本当に行くと決まったときはなんともいえない気持ちになりました。

小さい頃から鉄ちゃんで遠くに一人で行くことも恐れない子でした。

高校時代は一人で海外へ行くこともしてきたので、新しい土地へ行くことは、それほど抵抗はなかったのかもしれません。

 

学生対応で感じること

私は大学で就職の相談を受けているので、学生からいろんな話を聞くことがあります。

実際、私立大学では一人暮らしの学生はそれほど多くありません。

一人暮らしの学生の多くは、家事や自分の身の回りのことをしつつ、アルバイト、生活費の管理をしています。

一人ですべてやることが大変すぎて、勉強に影響がでてしまい、留年したという学生もいました。

しかし、私が接した学生の多くは、高校時代はすべて親にしてもらっていたことに感謝し、一人暮らしをすることで精神的にも自立したと言っています。

実際、就職の際の面接でも進学で一人暮らしをすること選択し、自己管理ができていれば、その行動が評価されることもあります。

自宅から通える就職先を選ぶ学生が多いので、自ら外へ出ていく行動力は面接でも評価が高いでしょう。

一人暮らしは自己を見つめる時間が増えます。

人は今までと違った、居心地の悪い環境に身を置くことで成長するのだと思いました。