社会人に求められる能力とは

新卒の就職活動で重視する力はコミュニケーション能力という経団連のアンケート結果がありました。

この結果は10年以上変わっていません。

就職の会社説明会でも「弊社ではコミュニケーション能力のある学生を求めます」という会社も多いと聞きます。

それを知って、就職活動の際に「コミュニケーション能力があります」とアピールする学生も多いのです。

 


コミュニケーション能力を求める理由


なぜ企業はコミュニケーション能力を求めるのでしょうか。

それは、私達は仕事を通じて多くの人と関わっているからです。

社会にでると、様々な世代、価値観の人と協力して仕事を進めていくことが求められます。

また、現代はIT社会が進み、個人で行う単純作業はITに変わることになりました。

環境も急激に変化し、課題も複雑になっているため、より周囲と協力して課題に取り組む必要があります。

社会人としてだけでなく、普段の生活でも協力したり、時には助けを求めたりできる人が、周囲から求められ活躍できるのです。

 


コミュニケーション能力の勘違い


コミュニケーション能力を就職の面接でアピールする学生は多いです。

しかし、学生が考えるコミュニケーションは、「誰とでも仲良くできる」、「場の空気を読める」と理解している人が多いと感じます。

一方で企業が求めるコミュニケーションはどうでしょうか。もっと違うレベルのような気がします。

まず、コミュニケーション能力があるというのは人によって捉え方が違うということを認識しましょう。

その上で、私が考えるコミュニケーション能力を2つ挙げます。

  • 相手の意見をしっかり聞き理解できる人

相手の意見をしっかり聞ける人は、うなずいたり、あいづちをして、相手にリアクションができています。

相手がしっかり聞いてくれると感じることでスムーズに会話や物事が進みます。

日本人はリアクションがうすいので、意識しないと聞いているのか、聞いていないのかわからない場合もあります。

オンラインのコミュニケーションでは、よりリアクションをすることを意識する必要があるかもしれませんね。

また、わからない部分を相手に質問できることも大切なコミュニケーション能力です。

わからないまま進めるのではなく、「それは◯◯ということですか?」など、確認や質問しながら会話を進められる人はコミュニケーション能力があるといえるでしょう。

 

  • 自分の意見を持ち、伝えられる人

自分の意見をしっかり伝えることはなかなか難しいものです。

自分が違和感を感じることも場を崩してはいけないと感じ、意見を言うことを躊躇してしまうことがあります。

自分の価値観と相手の価値観が違うことはよくあることです。

そのような時こそ自分の意見を伝え、相手との意見の相違をしっかり理解し、調整していく力が必要です。

伝え方によっても相手の受け止め方が変わります。相手を思いやる気持ちをもって工夫しながら伝えることも大切なことです。

 


面接でのコミュニケーション能力


面接は、「質問に答える場」と捉えている学生が多いと感じますが、面接は相手と対話をする場です。

コミュニケーション能力は、面接の場でアピールしなくても会話のキャッチボールを通して、相手が判断できる能力です。

学生が面接の場で「コミュニケーション能力があります」と言うことは、「私は面接が得意です」とアピールしていることになりますので注意が必要です。

コミュニケーション能力は人によって捉え方も違い、面接することで判断できる能力ですので、コミュニケーション能力以外のアピールポイントを伝えるのも一つの方法だと思います。

学生生活では関わる人が限定的になりがちなので、学生時代から様々な世代や価値観の違う人と関わることに意識して取り組むことが自分自身の成長にもつながると思います。

 

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