大学生活をスタートしたら
大学生活は短い
大学に入学したら、社会へ出る前の準備として早めに意識してほしいことがあります。
せっかく大学入ったのに、もう就職活動の話?と思う人もいるかもしれませんが、大学生活は思っている以上に短いのです。
1年生は大学に慣れる年、2年生で大学生活を謳歌していると、あっという間に3年生。
3年生の夏からはインターンシップで就職活動の準備がはじまります。
インターンシップは業界によっては直接選考につながるものがありますので、のんびり大学生活を送っていると後悔してしまうかもしれません。
今年はコロナウイルスの影響で、学校の課題をひたすらこなす日々で、この半年、何もできなかったという人も多いと思います。
しかし、思うようにならない環境はみな同じですので、ここで行動に移せるかで大きな差がでてくるでしょう。
大学生活に取り組んでほしいこと
制限がある生活の中でも意識してほしいことがあります。
- 多様な価値観を知ること
- 他者と協力して何かを行うこと
この2つは就職活動でもキーワードとなってくる部分です
多様な価値観を知ること
多様といっても海外へ行き外国人と関わることだけが多様性ではありません。
社会人、子供、お年寄り、自分とは違った世代や環境の人たちと出会い、様々な考え方を知ることに努めましょう。
新聞の投稿欄も編集者が選びぬいて載せていますので、様々な視点の意見を知ることができ、参考になります。
大学生活ではどうしても学生との関わりのみになりがちで、意識しないと他の世代の人と接点を持つことが少ないのです。
人との関わりの中で、「このような考えかたがあるのだな」「でも、自分はこう思う」というように、相手の意見を受け止めながら自分で判断することができるようになります。
社会人になりいきなり様々な世代との関わりが増え、学生の価値観のままでいると戸惑うことも多いと思います。
多様の人との関わりが増えると、就職活動にもスムーズにすすめることができます。
外で活動するのが難しいとあきらめず、まずは、新聞を読んだり、読書したり、またオンラインでも探してみましょう。
オンラインでも、様々なコンテンツが提供されていますので、趣味など自分の取り組みやすいところから他者との関わるを増やしてみてもいいでしょう。
他者と協力して行うこと
大学生は、一人ぼっちで過ごすことも可能です。
高校時代のような毎日同じクラスメートと顔を合わせることも少ないので、しがらみも少なく、自分のペースで過ごすことができるのも魅力。一人が好きな人には居心地がよいところだと思います。
しかし、高校時代のように一人ひとりへのサポートは手厚くありませんから、自分で動かないと最低限の人との関わりで大学生活を終えることになります。
未だオンラインの授業が多いと思いますが、オンライン上のグループワークも増え、生徒同士関わりながら進める授業も取り入れられつつあります。
自分はグループの中で何の役割ができるのか、意識して参加して見るのもひとつです。
まずは、自分から関わる努力をしましょう。グループワークであれば、発言回数を増やすとか、いつもより少しハードルを上げて取り組んでみてください。
また、アルバイトもあきらめず探してみてください。アルバイトは個人で完結する作業よりも、人と関わる仕事を選ぶと自分の役割が必然と見えてきます。
社会へ出るとチームで協力しながら仕事をすることがほとんどです。
就職活動ではグループで関わったことや、その中であなたの役割は何かという経験を聞かれる場合も多いので、就職のネタづくりのためと割り切ってもいいので、まず行動してみてください。
意識を変えて行動に移すことを心にとめて、大学生活を送ることをおすすめします。