教師になること

教師との出会い


教員を目指したきっかけは「尊敬する先生との出会い」という学生が多いと感じます。

「先生に出会えて物理が好きになった」とか、「迷っていた時に背中を押してくれた」など、理由はそれぞれですが、素晴らしい先生と巡り会えたというだけで、運がいいと思います。

また、「自分が尊敬する教師がいなかったから、自分が出会いたかったような教師になる」という頼もしい学生もいました。その学生はN校の先生になりました。

一方で「先生が嫌いでその科目が嫌いになった」という話も聞くので、教師が生徒に与える影響はとても大きいのだと思います。

 


減る教員志望者


教師は過酷な仕事と言われ、毎年志望者は減っているというデータもあります。

教科指導以外に部活、生活指導、進路指導、就職指導、保護者対応など求められる仕事が多すぎて、長時間労働から社会問題にもなっています。
保護者も「先生は大変」と思いつつ、学校に求めすぎているのかもしれません…

教員になるために進学しても、教職課程を学ぶ上で過酷な現実を知ったり、教育実習でギャップを感じたり、結果的に民間企業就職に切り替える学生も多い。

教員志望者が減り倍率は下がっているものの、学生支援の立場からすると、教員になるのは民間企業に就職するより厳しいと実感しています。

多感な年頃の生徒の前に、教師として、また、大人のロールモデルとして一人で立つことが求められます。

民間企業であれば正社員として就職できる能力はあるのに、教師としての正規雇用に就けず、なんとか非常勤で職を得て卒業する学生も毎年います。

近い将来、正規雇用になれればよいのですが、非常勤で1コマいくらで契約し、何校も学校をかけもちしているという不安定な働き方の先生もいます。

 


それでも教師を目指す


教師は過酷だと周囲から言われても、初心を貫き、教師になろうと努力している学生に会うと賞賛したい気持ちになります。

教育実習を楽しかったと感じることができれば、教師へ一歩近づいたと言えるでしょう。

難関な選考を経て教師になった貴重な先生たち。

その教える側の教師が安心して働ける職場環境でこそ、生徒に良い影響を与えてくれると思います。

教科指導とそれ以外の業務を分担することも検討されつつあるようです。

学生を送り出す側としても、教師を目指したいと思える働きやすい体制であってほしいと思います。

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