レジリエンスを高める
困難な時こそ求められる力
新型コロナウイルス感染症の拡大で生活が制限され、当たり前にできていたことができなくなりました。
受験生にとっては休校での授業の遅れや受験制度がころころ変わったり、就活生においては入りたかった会社の採用そのものがなくなってしまったり、それを見守る親にとっても不安な日々が続いています。
誰も経験したことのない災いの中で、「レジリエンス」という言葉を思い出しました。
「レジリエンス」(Resilience)とは、困難な状況になったときも回復する力、柔軟にしなやかに適応できる力をいいます。
社会では環境の変化に適応でき、困難な状況をのり超えられる人が求められており、レジリエンスは注目されている力です。
目の前に困難な状況が起こったとき、現実を受け止め前向きに捉えられる人はレジリエンスを備えているといえます。
メンタルが強いと言われる人です。
就活生や受験生のみならず親もこの力を備えている人はピンチの時でも強いです。
意識することの大切さ
レジリエンスは意識することで高めることができます。
いくつか方法があるようですが、私が意識しているのは、不安を整理することと、当たり前の健康を維持することです。
- 不安を整理する
家庭での親の不安は子どもに伝わるように思います。
なんとなく、不安でなんとなく落ち着かないので、自分の気持ちを整理してみようと思いました。私の場合、今一番気になることは高3の息子の大学受験です。
昨年までは、友人に会って話をしたり、学校説明会で情報収集できていたのですが、今年は人と会うことが制限されているのでなかなか思うように情報収集できません。
オンラインで友人と話すのも私にとってはハードルが高いです自分では変えられないことに注目するのではなく、できることはなにか考えることからはじめてみることにしました。
そこで、言葉を発信するブログをはじめました。書くことで気持ちが整理できてきたように思います。時間もたっぷりありますしね。 - 健康を維持すること
運動でストレスを解消できることはよく知られています。マスクをしてジョギングというのはハードルが高いので、私はYou Tubeでヨガやエクササイズをしています.
ヨガは身体をリラックス状態に導く呼吸法で筋肉の緊張をほぐし、また、自律神経を整える効果があります。お気に入りのYouTuberを見つけると楽しみになります。睡眠の質も良くなりました。
レジリエンスを高めることを継続する
まだ不安な日々が続きそうです。
できないことを受け止め、できることに向けて、日常に戻れるまで取組んでいきたいと思います。